契約締結上の過失に基づく責任って何?

民法1条では、信義誠実の原則が規定されています。

 

私権は、公共の福祉に適合しなければならない。

 

権利の行使及び義務の履行は、審議に従い誠実におこなわなければならない。

 

権利の濫用は、これを許さない。

 

 

と規定されています。これを契約締結ということで考えますと、契約が誠実に行われなかったとか、契約が公共の福祉に適合しないとか、理不尽な権利を契約上の相手に押し付けることなどが考えられます。

 

 

契約上の過失とは、契約の相手に伝えるべきことを伝えないことで、契約の相手方が不利益をこうむることです。

 

そして、契約の相手方に、契約前に伝えれば、当然に契約はしなかったと言えるような、ケースになります。

 

このような、重要な事項を故意に伝えなかった場合は、重大な過失といえます。

 

このような、重大な過失がある場合は、不法行為(民法709条)が適用されます。

 

そして、損害の賠償の対象になります。

 

審議誠実に反する行為は、やはり違法行為に該当します。

 

そして、ケースバイケースでジャッジされるケースが多いと思われます。

 

したがって、判例などを参考にして、信義誠実に違反する行為についての具体例を把握し、信義則違反とならないような契約をする義務が、契約者双方に生じます。